2019年6月27日(木)・28日(金)、第22回大学博物館等協議会・第14回日本博物科学会が秋田大学・手形キャンパスにて開催されました。
大学博物館等協議会には、平成28年度より歴博も加盟しています。昨年度までと同様、日本博物科学会において、総合資料学の取り組みの現状についてポスター発表をおこないました。
「「総合資料学の創成」における大学・博物館とのデータ連携の実践」と題したポスター発表では、昨年度より公開中の総合資料学基盤システム「khirin」の概要について紹介し、同システムを活用した大学(鳴門教育大学・千葉大学)との連携の事例、とくにkhirinとIIIF を用いたデータの機関横断的な利用について説明を行いました。また、「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」については、その目的とともに、総合資料学とのかかわりについて紹介しました。大学間のデータ連携を行うことで、多くのデータを広く目にとめていただくとともに、情報を安定的に共同利用可能にするように努めてまいります。
- 日本博物科学会(2019年度プログラム)
- 鳴門教育大学:後藤家文書画像データベースの総合資料学情報基盤システムkhirin上での公開について
- 千葉大学c-arc
第14回日本博物科学会 ポスター発表
後藤真・天野真志・川邊咲子(国立歴史民俗博物館)
「「総合資料学の創成」における大学・博物館とのデータ連携の実践」