2016年7月8日ワークショップ3を開催

2016年7月8日(金)、総合資料学のワークショップ3が開催されました。

ワークショップ3の概要はこちら

このワークショップ3では、大学や博物館等とともに、「総合資料学」に基づく研究成果を大学や地域社会に還元するモデルを作ります。ワークショップ1および2の成果から、各大学・博物館等を通じて地域歴史像を解明し、研究成果を発信するとともに、教育プログラム・展示による普及活動などのアウトリーチをめざします。

初回となるこの回では、全体の構想の中でのワークショップ3の位置づけと、ワークショップ1と2の館内担当者がそれぞれの目的と検討の状況について報告を行い、それらをどのように活用していくのか、方法を議論しました。

【内容】
日時:7月8日(金)9:30~14:30

9:30~11:00 巡検
巡検場所:金沢城公園
講師:金沢城調査研究所々長 木越隆三氏
行程:玉泉院庭園→第六旅団司令部→新丸→大手門→河北門→橋爪門→五十間長屋→極楽橋→三十間長屋→辰巳櫓跡(本丸)→石川門

金沢城公園整備事業に伴う発掘・史料調査を主導する金沢城調査研究所々員の方のご案内で,調査成果に基づく復元整備の実際を巡検しました。

12:30~14:30 ワークショップ3報告会
会場:金沢商工会議所会館 研修室1C(石川県金沢市尾山町9-13)
「博物館資料およびそれを用いた研究データを活用した博物館での展示・教育活動モデル構築について」

(1) 話題提供「総合資料学の全体像とWS3の位置づけ」
報告者:西谷 大(国立歴史民俗博物館)
(2) 話題提供「総合資料学における博物館資料データベースの地域活用に向けて」
報告者:後藤 真(国立歴史民俗博物館)
(3) 話題提供「「地域の学術文化の復興」と総合資料学」
報告者:三上喜孝(国立歴史民俗博物館)

%e9%87%91%e6%b2%a2ws3-1

%e9%87%91%e6%b2%a2ws3-2