2018年7月15日(日)、第1回地域連携・教育ユニット研究会を福島大学行政政策学類。ふくしま歴史資料保存ネットワークの後援により開催しました。
福島大学との共催で開催された研究会では、「地域調査と教育活動」をテーマとして掲げました。各地の大学で実践される地域調査と連動した教育活動のあり方とその課題・展望について報告があり、今後の地域研究・教育活動のあり方を中心に議論をおこないました。
なお、福島大学と国立歴史民俗博物館は、9月4日付で今後の包括的な連携・協力に関する協定を締結しました。今後福島地域の歴史文化の継承や教育活動を中心に、総合資料学でも福島大学とさらなる連携を進めていきます。
日時:2018年7月15日(日)13:30-17:00
場所:福島大学行政政策学類
【プログラム】
13:30 開会
13:30-13:40 開会挨拶 中井勝己(福島大学学長)
久留島浩(国立歴史民俗博物館館長)
13:40-13:45 趣旨説明 天野真志(国立歴史民俗博物館)
13:45-14:15 報告1:天野真志(国立歴史民俗博物館)
「地域調査活動を想定した「現地資料保存論」への展望」
14:15-14:45 報告2:阿部浩一(福島大学行政政策学類)
「歴史資料調査から総合資料学への可能性―福島県での取り組みを例に」
14:45-15:15 報告3:竹原万雄(東北芸術工科大学)
「現地での古文書整理活動と歴史学教育―岩手・宮城・山形地域での実践活動から―」
15:15-15:45 報告4:加藤幸治(東北学院大学)
「津波被災地での「復興キュレーション」と社会関与型の民俗調査―宮城県・牡鹿半島での実践から―」
16:00-16:55 総合討論
パネリスト:久留島浩・阿部浩一・竹原万雄・加藤幸治
司会:天野真志
16:55-17:00 閉会挨拶 西谷大(国立歴史民俗博物館副館長)