2019年1月18日 異分野連携ユニット研究会を開催

1月18日(金)、異分野連携ユニット研究会第3回を、東京大学史料編纂所2018年度共同研究「 前近代の和紙の構成物分析にもとづく古文書の起源地追跡 」、科学研究費補助金挑戦的研究(萌芽)「前近代の和紙の混入物分析にもとづく「古文書科学」の可能性探索」(No. 18K18534)との合同で、米沢市上杉博物館で実施いたしました。

今回の研究会は「 料紙の自然科学的研究の展開:2018年度研究成果報告会 」をテーマとしました。異分野連携ユニット、東京大学史料編纂所2018年度一般共同研究、および科研費挑戦的研究(萌芽)では、古文書や古記録類の料紙に対する総合的な研究を進めています。

今回は合同研究会として、2018年度の研究成果を報告し、料紙の自然科学的研究における課題や今後の方向性を共有するとともに、来年度の研究活動について検討を行いました。

2019年1月18日(金)13:00-17:00
会場:米沢市上杉博物館 大会議室

【プログラム】
13:00~13:20 あいさつ 角屋由美子(米沢市上杉博物館)
13:20~13:40 趣旨説明 渋谷綾子(国立歴史民俗博物館)
13:40~14:10 報告1:「松尾大社所蔵史料の伝来と現状」
        野村朋弘(京都造形芸術大学)
14:10~14:50 報告2:「典籍研究と料紙研究」
        小倉慈司(国立歴史民俗博物館)
14:50~15:00 休憩
15:00~16:00 報告3:「古文書料紙に対する自然科学的研究の意義と2018年度
       研究成果報告」渋谷綾子
16:00~16:55 全体討論
16:55~17:00 閉会・連絡事項

研究会の様子
報告(野村)
報告(小倉)
報告(渋谷)