2019年2月27日、国立歴史民俗博物館と、ベルギー・ルーヴェンカトリック大学(KU)との間で、包括的な連携協定を結びました。総合資料学をはじめとする、研究・資料情報の共有、展示について協力し、新たな日本歴史・文化研究を進めていくことになりました。
これに合わせまして、ルーヴェン大学にて、メタ資料学研究センターのメンバー及びルーヴェン大学の先生方とで、人文情報学(DH)のワークショップを実施しました。
日本からは、後藤が歴史情報基盤となるkhirinの概要と日本のDHの現状について説明を行い、渋谷が自然科学資料の情報基盤への活用事例を、橋本がクラウド翻刻の事例を紹介しました。ルーヴェン大学からは、ヨーロピアーナを活用した教育事例やDHのコースワークの現状などを紹介いただき、両者で進める今後の事業についてお互いに知見を得ました。
このような両者のワークショップについては、今後も定期的に行っていき、日本とベルギーの日本研究のDHを促進してまいります。