2016年5月22日、総合資料学で行われる3つのワークショップの皮切りとして、ワークショップ1が開催されました。
このワークショップ1では、現在進めているLinked Dataによる複数の異なる機関の目録についての検討を進めました。また、その際に入れるデータの概要についても検討をして、具体的なURIの決め方の手法などを検討しました。
ほか、現在進めている、館内の資料情報の研究資源としての公開に向けての資料の紹介や、各地域の研究機関や博物館のデジタル化の状況調査の簡単なまとめ等も実施しました。総じて、今後総合資料学で作成していく研究統合情報基盤の基となる議論となりました。
日時:
2016年5月22日(日)13:30~17:00
場所:
国立歴史民俗博物館 大会議室
次第:
13:30~13:45 挨拶
13:45~14:45 発表
1)総合資料学全体の枠組みおよびワークショップ1における研究の方向性について
報告者:後藤真(国立歴史民俗博物館)
14:45~14:55 休憩
14:55~16:50 ディスカッション
2)歴博のLinked Dataシステムプロトタイプの集中討議
報告者:後藤真(国立歴史民俗博物館)
16:50~17:00 諸連絡
ワークショップ1では、Linked Dataを中心とする大学・博物館資料の情報基盤構築の検討を中心に実施をしています。デジタル・ヒューマニティーズ/人文情報学の動向と密接にリンクしつつ、技術動向等を見極め、最も研究に使いやすい方法で、横断型の研究資料情報の提供を目指します。
ワークショップ2及び3との連携について説明 Linked Data実現のための技術的課題について討議