終了しました。後日ご報告いたします。
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国際研究集会を下記の通り開催いたします。
文化財のデジタル化とその保存・活用―イギリスと日本
文化財保護法の見直しや大規模なデジタル化事業が行われるなど、日本における文化財をとりまく状況が大きく変貌しつつある。文化財保護法の見直しは文化財行政がより「活用」へと重心をかえるものであり、それはともすれば保護とのバランスがくずれかねない状況にあるともいえる。一方で、世界全体をおおうデジタル化の波は、これらの保護と活用の関係性そのものも変えてしまうようなものになっている。そこで、本研究集会では、デジタル化等を通じて文化財のさまざまな課題を乗り越えてきた先行事例であるイギリス(ウェールズ)の状況について、デイビッド・アンダーソン氏をお迎えして講演をいただく。アンダーソン氏の講演を踏まえ、日本ではどのように考えるべきなのか、議論を行いたい。
事前申込等不要です。
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日時:平成29年11月22日 17:45 ~20:10
場所:尚友会館(東京都千代田区霞が関3-3-1)
スケジュール:
17:45~17:50 開会挨拶・趣旨説明 久留島 浩(国立歴史民俗博物館長)
17:50~19:00 講演
デイビッド・アンダーソン(David Anderson 英国ウェールズ国立博物館長)
「イギリスにおける文化財の保存と活用について -ウェールズ国立博物館の実践をふまえて-」
19:00~19:20 報告
後藤 真(国立歴史民俗博物館・准教授)
「日本における文化資源と歴史資料の大規模デジタル化の現状と課題」
19:20~19:25 (休憩)
19:25~20:05 討論(司会:久留島 浩)
デイビッド・アンダーソン、後藤 真、三木美裕(国立歴史民俗博物館・客員教授)
20:05~20:10 閉会挨拶 小林淳一 (東京都江戸東京博物館・副館長)
※逐次通訳(日英)あり
主催:
国立歴史民俗博物館「総合資料学の創成」事業(メタ資料学研究センター)
全国歴史民俗系博物館協議会関東ブロック(関東ブロック集会)
問い合わせ先:
国立歴史民俗博物館 メタ資料学研究センター
mail: meta-shiryo (at) rekihaku.ac.jp
03-5777-8600