AAS 2021にてバーチャルブースを出展

北米最大のアジア研究学会 Association of Asian Studies (AAS)の年次研究大会AAS2021にて,メタ資料学センターとしてバーチャルブースを共同出展しました。AASの大会には昨年度も参加予定でしたが,新型コロナウイルスの影響により中止になった経緯があります。今年度の大会は完全にオンラインで開催され,出版社等によるブースもバーチャルブースとして出展を実施しました。

メタセンターでは,日本貿易出版を含む日本国内の出版社数社と合同でバーチャルブースを出展し,「総合資料学の創成」プロジェクトやkhirinデータベースなどプロジェクトの成果を展示しました。

生憎,我々のブースを含めたバーチャルブースへの訪問者の数は低調でしたが,我々のブースを訪問した米国大学に籍を置く日本専門司書に対して,プロジェクトの説明やkhirinのデモをオンラインで実施することができました。

とは言うものの,やはり対面の会議で得られる「偶然の出会い」を完全オンラインで実現することはまだ難しく,コロナ禍における情報発信の課題をあらためて認識することになりました。

来年度のAAS年次大会はハワイにて開催予定です。

バーチャルブースでのメタ資料学センターの展示の模様